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防水工事の基本理解とその必要性

皆さんこんにちは!

 

埼玉県春日部市を拠点に防水工事一式を行っている

株式会社防水道場、更新担当の富山です。

 

 

暑さ厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

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今月からブログ更新頑張っていきます!

 

 

 

防水工事の基本理解とその必要性


1. 防水工事の定義

 

防水工事とは、建築物内部に雨水や地下水が侵入することを防ぐために実施される施工の総称です。

対象となる箇所は、屋上・外壁・ベランダ・地下室・浴室など、水の影響を受けやすい部位が中心となります。


これらの箇所は、外部環境に常にさらされているため、適切な防水処置を行わなければ建物の耐久性や安全性が大きく損なわれます。


2. 防水工事の必要性

 

日本は世界的に見ても降雨量が多い国であり、梅雨・台風・集中豪雨などの影響を受けやすい気候条件にあります。

そのため、防水工事は建物の寿命を延ばすために極めて重要です。


もし防水性能が不十分であれば、以下のような深刻な劣化を招きます。

  • 雨漏り:居住者や利用者の生活環境を直撃し、修繕費用も膨大になる。

  • カビの発生:湿気によって室内環境が悪化し、健康被害を引き起こす。

  • 鉄筋腐食:鉄筋コンクリート造の内部に水が浸透し、鉄筋が錆びて強度が低下。

 

これらの問題は放置すれば建物全体の資産価値を著しく損なうこととなり、早期の防水施工や定期的な点検・補修が欠かせません。


3. 防水工事の役割

 

防水工事の役割は単なる「雨水の遮断」にとどまりません。

建物全体に次のような恩恵をもたらします。

  • 耐久性の確保:主要構造部を水害から守り、建物寿命を延長。

  • 快適な居住環境:湿気・結露を防ぎ、健康で快適な生活空間を維持。

  • 資産価値の保持:中古市場においても防水状態は評価基準の一つ。

  • 維持コストの削減:大規模修繕を未然に防ぐことにより、長期的なコストを抑制。


4. 防水工事の施工対象

 

防水工事は建物全体に関わる工事であり、部位ごとに適切な工法を選ぶことが求められます。

  • 屋上:紫外線・雨水・積雪など、最も過酷な環境にさらされる部位。ウレタン防水やシート防水が主流。

  • ベランダ・バルコニー:水勾配が不十分だと水たまりが生じやすく、漏水の原因となる。FRP防水などが採用されやすい。

  • 外壁:細かなひび割れ(ヘアクラック)から浸水が起こるため、シーリングや塗膜防水で対策。

  • 地下室:地下水圧や湿気の影響が強いため、セメント系防水やアスファルト防水が重要。

  • 浴室・水回り:常に水を使用するため、特殊防水シートやモルタル防水が不可欠。


5. まとめ

 

今回は、防水工事の定義・必要性・役割・施工対象を解説しました。


防水は「建物を守る最後の砦」と言っても過言ではなく、軽視すれば深刻な損傷を招きます。

次回は、代表的な防水工法の種類や施工手順、さらに今後の技術的展望について詳しく紹介します。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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